石風呂
パロのサムデンチョリン・ホテルは、とっても小さくて、質素なホテルです。
同じ200ドルの滞在費なら、高級感のあるところに泊まらないと損なので、
ふつうの旅行会社はあまり使ってくれません。
でも、評判の良いものがあるのです!
それは、お湯にたっぷり入れる石風呂です。
「はぁ~、っ」と、極楽気分です。
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「石風呂を作ろう」、ということになって、ちょっとずつ、使いやすくがんばって工夫してきました。
すのこを置いてもらって、
時計を置いてもらって(ないほうがいいけど、次の人のことが気になるから必要)、
ちょっと低いけれど、腰掛用の椅子もあります。
「かけ湯がないわぁ~」
なんていう、声もあって、その時には、「勘違いしてないですかねぇ~」と内心思わないでもなかったけれど、まぁ、そいういうのもあったほうがよいかと、きれいなお湯をバケツに汲んであったりもするのです。
お湯加減を自分で交渉できるように、絵入りの看板も作りました。
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やっと文句ナシに完成したのが今年の6月。
同時に、
「隣の木に宿る神様に煙がかかります。火を炊かないで下さい」
という、村からの要請も入ってしまいました。
ガ~ン・・・・・・。
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部屋の景色を遮ったりしないで、適当な場所があるんだろうか・・・・。
また建てかえるのも大変だなぁ。
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9月のツアーの添乗員さんから、写真を送ってもらいました。
ビニールシートでも張った仮設の石風呂、と思いきや、しっかり移転を完了していました。
それに、大きな窓があって、パロの谷を見下ろす露天感覚です。
窓の下は急斜面になっているので、開けておいても大丈夫。
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「停電用のソウソクにマッチがなかった部屋がありましたよ」、なんていうレポートは、冷や汗をかきながら聞いていましたが(まったく相変わらずブータン人だなぁ・・・)、私は、この新しい石風呂をみながら、どんなにみんな一生懸命やってくれているかを感じられて、じ~んときてしまいました。
小さなホテルなので、クチコミで、ほどよく栄えていったらいいな、と思っています。
今度は、ブータンのお料理を、食材を展示したり、説明をつけたりしながら、楽しんでもらえるようなこともしてみよう。
道の上のほうへ歩いていくと、早朝のパロ谷の景色が綺麗だそうです。
あまりムリにはおすすめしませんけれども
私はこのホテルがとても好きです。
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