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山の上の水道

、「GNH、ちょっと違うんじゃない」というのを思い切って書いてしまったら、そんな自分の気持ちがちっぽけなものに見えてきました。

今度は、「GNHはおかしい」という(これも極めて表面的で意味の無い)論議に入ってしまったら、それもマズイです。

「公平に」「冷静に」見なくては・・・。

ブータンの、とくに田舎や山奥に入っていくと、純粋にGNHを感じることがあります。

たとえば、「水道」。

ジョモラリベースキャンプの近くに、数件の家があるのですが、ここにもちゃんと水道があります。

水道といっても、どこかの水源から水を引いてきて、蛇口からずっと流れ放しです。

そういう水道が、家のすぐ前か、2~3軒の家で共同使用しているので、それほど遠いところではなく、ちゃんとあるのです。

よく、丘の高いところに家がありますが、私が経験した限りでは、家の近くに水源があるようです。

ハの農家に滞在したときには、自動車道路から1時間近く上った丘の上でした。

家のすぐ近くに水道があって、家の中の大きな甕に水を溜めておきます。

日本人のようにたくさん水を使わないので(ブータンのホテルに泊まるとき、いつも胸の痛む思いをします)、この甕の水で十分です。

私がなんとなく経験している、この「水」政策を、ちゃんと記録で調べて、現場で仕事をした人や、ブータンの長老さんたちにもお話を聞いて、ブータン政府のこまやかな政策、GNHの実例として、発信しなくては、と思いました。

部外者の概念的な理想論ではなく、今の私のなんとなくの知識ではなく、公平でこまやかなGNHの具体例を(マスコミにはできない部分でしょうから)、ヤクランドとして目指したいと思うこのごろです。

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コメント

 写真をアップできないのが残念ですが、
私も似たような状況をラヤ、その他で何度か見ています。
 村落の中心にコンクリートのタタキを作り、水道が2本くらい設置されている形式の所も数カ所見ました。
 勿論、所謂安全な水(殺菌消毒された上水道)ではありません。あくまでも「水くみに行かなくても水がある」といった意味での水道ですが。

 もうひとつ、ブータンで(最低限かもしれませんが)行き渡っていると感じるのがBHUです。自動車道路から数時間、時には数日歩かなければたどり着かない場所にもあるのには感心しました。
 註:BHU は医師が常駐していない診療所のような施設で、初歩的な医療行為が行えるスタッフが常駐し、医師が巡回してくることもある施設。


投稿 姥桜maruto | 2007年10月13日 (土) 00時12分

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